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無薬剤の安心安全な木製食器 Tomato Batake(トマト畑)

健康ファミリー2011年秋号で初めて紹介した
Tomato Batakeシリーズは、製作者の田中栄二・秀樹さん
親子の努力によって、「薬剤を使わない 安全な木製食器」
という新たなマーケットを生み出しました。

田中さん親子の物作り姿勢に共感するファンも増え、
多くのご家庭の食卓で愛用されています。

薬剤・漂白剤を一切使用しない、本当に安全な食器

左:漂白されたお椀 右:Tomato Batakeの塗装前のお椀

Tomato Batakeは、農薬散布の可能性がない、貴重な野生の木を使用した、「無薬物生産」の安全なテーブルウェアです。
一般的な木製食器には、木の虫食い・カビ・腐食を防ぐため、防虫・防カビ剤・防腐剤が使われ、漂白剤で木の染みを消しています。
漆塗り食器も、漆10%に石油系溶剤を90%混ぜて薄めて塗るものもあります。
Tomato Batakeの製品は、

  • 薬剤等を使用しない下処理(煮沸処理)
  • 漂白等の処理を一切しない
  • 材料には1年以上の天然乾燥を実施
  • 漆の天然木から採取した、純度100%の漆を使用
  • 検査結果と製造方法をすべて公開

という徹底した製品管理のもと製造されています。

小さなお子様から大人まで みんなが使える豊富なラインナップ

安心安全な食器を作り続けるTomato Batakeの食器は、ご家庭のお母さんはもちろん、助産院さん、自然学校さん、保育施設さんでも愛用されています。

子育ての現場の意見やアイデアを形にした食育シリーズ「ちびっこシリーズ」は、初めておはしやスプーンでお食事をされるお子様にも食べやすいよう、細やかな工夫がされています。毎日口に入れるものだからこそ、安心安全なTomato Batakeの食器を、是非一度お手にとってみてください。

Tomato Batake キッズシリーズ

安全にこだわるからこその製品特性

安全な製法にとことんこだわって製造しているため、普通の食器とは異なる特徴がございます。
ご購入の際には下記製品特性をじゅうぶんご理解いただけますようお願いいたします。

【特性(1)】天然のシミがあります

【特性(1)】天然のシミがあります

有害な漂白剤による漂白処理をしていないため、天然の木が本来持つ染みや色むらが見える場合があります。
ご使用には問題ありません。
木の表情をお楽しみください。

【特性(2)】お使い始めには匂いがあります

【特性(2)】お使い始めには匂いがあります

下処理・塗装には漆、天然土、植物を使用している結果、匂いが発生します。
匂いが気になる場合は、古来からの風習通り、米のとぎ汁に小1時間ほど漬けてからご使用ください。

【特製(3)】まれに繊維が付着していることがあります

【特製(3)】まれに繊維が付着していることがあります

漆塗装の製品は、昔ながらの“拭き漆”という技法で塗装しています。
まれに小さな繊維付着が表面に見られますが、危険な異物混入等ではありません。

【特徴(4)】器の口まわりの節について

【特徴(4)】器の口まわりの節について

全ての木材に原生林の木を使用している結果、節や傷が多々あります。破棄材を減らし、低価格を実現するためにも、野生の木の表情としてそのまま制作しています。


元・漆器職人による安全な木製食器造りの出発点は、妻の乳がん体験

伝統工芸の漆器職人だった田中栄二さん。20年以上前、奥様が乳癌を発症しました。
手術したものの希望の持てる結果ではなく、何とかして乳癌を全摘し、悪性リンパ腫を克服しようと化学療法で試行錯誤している中で、友人から自然療法の存在を教えられ、自然療法の大家、東城百合子先生の指導を受け、乳癌を克服しました。

栄二さんは奥様と共に自然療法を学ぶ中で、化学物質の恐ろしさを知り、自分が造っている木製食器に疑問を持つようになります。「農薬や漂白剤漬けの木を使い、安全とはいえない塗料で、見た目は素晴らしいが、出来上がった食器が、それを使った人の健康を損なっているのではないか」

奥様が自然療法で健康を回復すると、栄二さんはまず、家族のために安全な食器を造ることを決意しました。

Tomato Batake代表で伝統工芸士の田中栄二さん(左)と息子さんで営業担当の田中秀樹さん Tomato Batake代表で伝統工芸士の田中栄二さん(左)と息子さんで営業担当の田中秀樹さん

手付かずの原生林との出会い。製造現場の創出と、販売ルートの壁

日本国内において、農薬と縁のない原木や漆を国内で調達するのは難しく、ついには工房をたたみ、妻子を残して一人中国に渡ります。たどり着いたのは、人の手の入らない主に福建省の原生林でした。

ここに工場を造り、弟子だった職人も日本から移り住み、現地人を職人に育てるなど、製造現場は順調に動き始めたかに見えました。しかし、一番の問題は販売ルートでした。
日本に輸出してもほとんど売れず、工場は窮地に追い込まれます。

そんな父の姿を4年ほど前に知った息子の秀樹さんは、日本にTomato Batakeの「ストップ薬剤木製食器」を広めようと東奔西走。その甲斐あり、今では国内でも多数のメディアに取り上げられる人気商品となったのです。

Tomato Batakeシリーズ

「健康ファミリー」本誌でも複数回 特集させていただきました

TOMATO畑の薬剤を使わない自然な木製食器

健康ファミリー2011年秋号に初めて紹介したTOMATO畑シリーズは、製作者の田中栄二・秀樹さん親子の努力によって、「薬剤を使わない安全な木製食器」という新たなマーケットを生み出しました。田中さん親子の物作り姿勢に共感するファンも増え、多くのご家庭の食卓で愛用されています。(『健康ファミリー』2014夏号より)

寺島
自然派レストランや保育園、シュタイナー自然学校などTOMATO畑製品を扱うところも順調に増えているようですね。
田中(秀樹)
一般市販の木製食器と、当社製品との「安全性の違い」をお話すると、ほとんどの方がまず驚かれます。そして当社の考えに共感していただき、取り扱ってくださるところが増えました。
何よりも、皆さんが従来の木製食器の危険性に気がついてくださることに、やり甲斐を感じます。
寺島
当初は、「危険を煽って販売している」と、中傷されることも多かったそうですね。
田中
そうですね。しかしNHK国際放送で紹介されたり、NHK学園のマクロビオティック講座の入学祝いプレゼントに採用されたりしていくうちに、中傷も止みました。
寺島
公共放送のNHKが安全な食器として紹介したものを、否定するにはそれなりの根拠が必要ですからね。
寺島
さて、待望の2014年のニューモデルが登場しました。今回は大皿やどんぶり等の大型食器で、しかも「シミ」が目立つ生成(きな)りの食器が多いようです。しかし原木のシミは汚れとして嫌われませんか。
田中秀樹さん(右)からシミや樹齢の説明を受ける寺島(左)。
田中
4年ほどの間に、無薬剤食器の安全性と、見た目のデメリット部分をご理解してくださる販売店様、ユーザー様が増えました。同時に、塗料を塗らない、よりナチュラルな生成りの食器を求めるお声も多くなりました。
昔はシミも、木目同様個性として楽しむ文化がありましたが、現在は割り箸に多く見られる通り漂白処理が蔓延し、シミがない状態が美とされています。そのためシミが目立つ生成りの食器など、絶対に受け入れられないと思っていました。クリの木のほか、大型の食器となると、ナツメやカエデ等の原木樹齢も長く、シミも多くなります。
そこで昨年、限定で生成りの器をお得意様にリリースしたところ、思いのほか評判がよく、クレームも一切ありませんでした。
販売店さんや雑誌等が、「シミがあったっていいじゃないか」という情報発信をしてくださったお陰で、理解されるユーザー様が増えたからでしょう。過去には、シミによる返品で倒産しかけましたから、うれしい限りです。
寺島
TOMATO畑の食器にシミがあるのは、漂白剤を使っていない証拠ですものね。

国内工房の再建を夢見て

寺島
初期モデルをお持ちのお客様から、お椀の塗りが剥げてきたので塗り直してほしいとか、製造工程を見てみたいとのお声も。
田中
20年余前に父がやっていたような、国内工房を再建したいと考えています。
農薬汚染のない木材は、アジア圏の原生林でしか手に入らず、巨大プールでの煮沸処理とか、1年かかる自然乾燥までとなると、中国の現工場でしか出来ません。
国内工房を立ち上げられれば、仕上げ削りや塗りは国内でも出来るので、塗り直しや傷、割れの補修も出来るようになります。また、TOMATO畑の食器を販売されているお店の方やお客様に製造工程を見ていただき、職人の技術を肌で感じていただければと考えています。
高い技術を持った伝統工芸の職人さんたちが、その技で食べていけないのはとても残念です。
寺島
同感です。お互いに夢の実現を目指して努力しましょう。
田中
ありがとうございます。次の日本を背負う子供たちへ、そして愛する人たちに、父たちからの贈り物として、今後も普及活動を続けていきたいと思います。宜しくお願いします。

◆TomatoBatakeに関する過去の特集記事もご覧ください。(※)外部リンク
『健康ファミリー』TomatoBatake特集記事

『健康ファミリー』2011年秋号(PDF:1143KB)

『健康ファミリー』2011年冬号(PDF:670KB)

『健康ファミリー』2012年春号(PDF:724KB)

『健康ファミリー』2013年春号(PDF:729KB)

『健康ファミリー』2014年夏号(PDF:3826KB)